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ファクタリングは即日現金化も可能な資金調達方法

個人で事業を運営していると、往々にして支払いの資金不足になることがあるものです。

『すぐにまとまった現金を手に入れないと取引停止になる、かといって銀行の融資は審査に何週間もかかるから待っていられない、カードローンだと個人事業主には貸付を避けているし、金額が大きいと貸付を拒否される』、

こんな切羽詰まった状態に陥ることがあります。

ただ、個人事業主の中には、営業実績は好調で黒字であるのに、現金がないことで、事業の継続の危機に陥ることがあります。

そのようなケースで有効な資金調達方法が「ファクタリング」です。

ファクタリングは融資ではない

資金を調達する場合、「融資」ということを思い描きますが、ファクタリングは融資ではありません。

融資というのは現金を貸付けることですが、ファクタリングは現金を貸付けるのではなく、債権を「買取る」ものです。

申込者が取引先企業に対して所有している売掛金をファクター(ファクタリング会社)に売却することで、支払い期日前に現金化する方法のことです。

ファクタリングにおける審査

ファクタリングにおいても当然、審査が行われます。ただし、売掛債権という現物を買取るものであるため、申込者の財務状況が赤字であったとしても関係ありません。

売掛債権が確実なものであるかどうかが審査の対象になります。

従って、審査は申込者の信用調査をする貸付よりも大幅に早く終わるため、即日のファクタリングを可能にしています。

ファクタリングで即日現金を手にする手順

ファクタリングで売掛金を即日買取ってもらうには以下の手順で行います。

  1. 即日対応しているファクターを選びます。
  2. 3社間ではなく、2社間のファクタリングを選択します。
  3. できるだけ早い時間(午前中)に申込みます。
  4. 事前に必要な書類を用意しておきます。

1.即日対応のファクター

即日のファクタリングを必要としている場合は当然、即日対応をしているファクターに申込まなくては意味がありません。

いくらファクタリングとはいっても、即日での入金に対応していないファクターもあります。

ファクターにとっては買取った売掛債権の相手先が倒産したり、支払不能に陥ったりすると大きな損害を被るため、売掛債権によっては審査に時間のかかることは当然と言えば当然です。

いずれにしても、即日対応のファクターに申込むことが前提です。

2.2社間ファクタリング

ファクタリングには「3社間ファクタリング」と「2社間ファクタリング」の2種類があります。

・3社間ファクタリング

3社間ファクタリングはその名の通り、申込者・ファクター・売掛先の3社で契約するファクタリングです。

3社間ファクタリングでは売掛先の承諾を得るため、ファクターにとって回収リスクが減少することから手数料が低くなっています。

ただし、売掛先にファクタリングを通知し、承諾を得るという作業が入るため、即日に現金を手に入れるのは物理的に不可能です。

・2社間ファクタリング

2社間ファクタリングは申込者とファクターの2社間での契約であるため、即日での買取が可能になります。

ただし、2社間の場合は売掛先からの支払金がいったん申込者に入金され、申込者からその入金額がファクターに支払われます。

従って、ファクターにとっては回収リスクが大きくなるため、3社間より手数料が高くなります。

3.早い時間の申込

即日対応のファクターを選んだとしても、入金時間には銀行の営業時間の3時というタイムリミットがあります。

従って、遅くとも午前中に申込んでおかないと、即日での入金が難しくなります。

また、買取金額が高額だったり、売掛債権の相手先の信用状態が悪かったりすれば、審査に時間のかかることが起こり得ます。

できるだけ早く現金が欲しい場合は、できるだけ早く申込むことが鉄則です。

4.必要な書類の準備

ファクタリングを行うためには必要な書類を提出しなければなりません。

仮に、買取金額や売掛債権に問題が無くとも、書類に不備があればファクタリングができなくなります。

当然、契約が締結されない限り入金は不可能です。

書類によっては取り寄せなければならないものもあります。事前に何が必要か確認しておくことが必須です。

ファクタリングに必要な書類としては一般的に、以下などの書類があります。

  • 身分証明書
  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛債権の成因資料
  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 印鑑証明書
  • 過去の取引による入金が確認できる書類
  • 納税証明書
  • 会社の業績が確認できる資料

ファクタリングにおける注意点

ファクタリングは売掛債権の買取であるため、申込者に対する条件面はあまりありませんが、以下のことに注意が必要です。

1.売掛債権の相手先は法人であることが必要です。

2.一般的に、ファクターは300万円以上など数百万から数千万円の売掛金を買取対象にしていますが、即日に現金を手に入れる場合は、売掛金の多くない方が無難です。

まとめ

現在では、経済産業省が中小企業の資金調達手段としてファクタリングを推奨しています。

ファクタリングは借金をするわけではありません。

中小企業は銀行から潤沢に資金を提供されるわけにはいきません。

帳簿上も負債にならずにキャッシュフローを健全化できるファクタリングのメリットを活かすことが事業の効率アップに繋がります。